当院では3名の内視鏡専門医が検査を担当いたします。それぞれ担当する曜日が決まっておりますので、「女性の医師がよい」等の希望をうけたまわることも可能です。
検査は毎週火・土曜日と不定期の月曜日に行っています。ご希望の曜日がございましたらご予約の際にお申しつけください。
内視鏡検査について
内視鏡検査について
当院では3名の内視鏡専門医が検査を担当いたします。それぞれ担当する曜日が決まっておりますので、「女性の医師がよい」等の希望をうけたまわることも可能です。
検査は毎週火・土曜日と不定期の月曜日に行っています。ご希望の曜日がございましたらご予約の際にお申しつけください。
内視鏡とは、細い管状のカメラを挿入し、胃や大腸を直接観察する検査機器です。内視鏡検査によって、日本人に多い胃腸のがんの早期発見につながることが多くあります。近年では、機器の性能があがり、苦痛も少なく、10~30分程度でほとんどの検査が終了します。
検査は、「経口上部消化管内視鏡検査(口から入れる胃カメラ)」「大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)」の2つの種類があります。
内視鏡検査を受ける際に、軽い鎮痛剤や鎮静剤を用いて検査を受ける方法です。
上部・胃内視鏡検査は医師の技術やスコープの種類、看護師による看護・介助の仕方にもよりますが、スコープを通す際の嘔吐反射や空気を送ることによる腹部の膨満感が辛く苦しいと言われます。この点、鎮痛剤や鎮静剤を使用することでこれらの苦痛がなく検査を受けることができます。実際に「眠っているような状態」で検査を受けることができます。
鎮痛剤・鎮静剤を使用する際のデメリットは検査中に画面を確認して質問したり、直接会話ができないことが該当しますが、検査記録は別途保管しており、結果説明の際にもお伝えできますのでご安心ください。
また、鎮痛剤や鎮静剤は麻酔による呼吸抑制などの懸念があるため、年齢や既往歴を十分考慮した上で適正量を併用します。
また、検査後は念のため、院内で1時間程度休憩してからお帰りいただくことをご提案しています。
上部・胃内視鏡検査を行う際に、スコープを鼻から通す「経鼻検査」と口から通す「経口検査」があります。「経鼻検査」はより細い径のスコープを用いる必要があります。
当院では病変部をより鮮明に観察でき、消化管出血やポリープなどの処置にも優れた「経口検査」を採用しています。
口からカメラをいれるので、嘔吐反射が出やすいのは確かですが、鎮静剤が効いて意識のない状態で検査を行いますので苦痛を自覚される方はほとんどいません。目が覚めたときには検査が終了しています。
また経口検査は鼻腔をカメラが通過しないので、鼻炎や鼻づまりなど鼻の中が狭くなっている方、鼻腔が湾曲している方などでも検査が可能です。
今まで大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を受けられたことがない方にとっては、どんな検査なのか不安に思われる方がいらっしゃる思います。
また、過去に受けられたことがある方も、検査の際に色々と不安や疑問を持たれたことがあるかもしれません。
ご不安に思う点、不明点、または楽に受けられるためのコツなどは、当医院の医師やスタッフにお気軽にご相談下さい。
大腸ポリープや大腸がんは、日本人の食生活が欧米化している現在、増加している疾患ですので、ご自身の健康のため、大腸内視鏡検査を是非うけましょう。
もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する生検を行います。
生検を行った際には検査当日はアルコールを飲まないでください。
留意事項