
禁煙したいと思ったとき、「市販で済ませるか」「病院に行くか」で迷う方は多いです。
どちらも一定の効果が期待できる治療ですが、市販のニコチンパッチ vs 保険診療のチャンピックスではいくつかの点で違いがあります。
それぞれの違い
市販ニコチンパッチ(ニコチネルなど)
- ニコチンを皮膚から補充し、離脱症状(吸いたい気持ち)を一時的にやわらげる
- 心理的な依存(吸う習慣)への効果は限定的
- 市販薬として購入可能
チャンピックス
- ニコチンを含まない
- ニコチン受容体をブロックすることで離脱症状をやわらげる
- 「吸ってもおいしくない」と感じるようになり、心理的な依存に対する効果もある
成功率は、市販パッチが約50%、チャンピックスが約60〜70%です。
チャンピックスは心理的な依存に対する効果もあるため、より成功しやすく、再喫煙もしにくいとされています。
また、市販パッチは初日から完全禁煙が必要ですが、チャンピックスは薬が効いてくる1週間目から完全禁煙を試みる、といった違いもあります。
副作用の違い
市販ニコチンパッチ
- 皮膚のかゆみ、かぶれ
→皮膚の弱い方やスポーツでよく汗をかく人には向きません。
チャンピックス
- 吐き気(頻度多め)
- 突然の眠気
- 悪夢、鮮明な夢
→突然の眠気をもよおすことがあるため、ドライバーの方は治療ができません。
費用と治療期間
市販ニコチンパッチ
2週間分が4,000〜5,000円で販売されています。
8週間以内の治療となるので、総額16,000〜20,000円程度の負担となります。
チャンピックス
保険診療で3ヶ月間、5回の通院が必要です。
3割負担の方で総額約15,000円です。
★たばこ1日1箱(約600円)だと3ヶ月で約5万円かかります。
禁煙治療はどちらもタバコより安いです。
まとめ
| タイプ | 本質 |
|---|---|
| 市販ニコチンパッチ | ニコチン不足を埋める対症療法
軽症で本数が少ない人向け |
| チャンピックス | ニコチン依存そのものを断つ治療
失敗歴がある人、本数が多く依存の強い人向け |


