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大腸内視鏡検査(大腸カメラ)|横浜市青葉区にある内科、小児科、家庭医療-ファミリークリニックあざみ野

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

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当院では3名の経験豊富な内視鏡専門医による内視鏡検査を行っております。それぞれ担当する曜日が決まっておりますので、「女性の医師が良い」等の希望をうけたまわることも可能です。検査は毎週水・金曜日と、不定期の火・土曜日に行っています。ご希望の曜日がございましたらご予約の際にお申しつけください。

当院の大腸カメラの特徴

鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査
当院では検査時に鎮静剤(静脈麻酔)を使用し、眠ったまま検査を受けていただくことが可能です。大腸カメラでは、鎮静剤に加え鎮痛剤も使用し、最大限に痛みを取りのぞいた検査を行います。鎮静剤や鎮痛剤を用いた内視鏡検査の大きな目的は、「不安」や「苦痛」の軽減です。検査中に胃や腸の中に空気を入れるため、お腹の張りや吐き気で苦しんでしまう方もいらっしゃいますが、鎮静剤を使用することでそのような症状が緩和できます。麻酔の程度を調整することも可能です。不安や恐怖心が強い方はぐっすりと眠った状態に、検査画面を一緒に見たいという方は苦痛を取り除く程度の状態に、ご希望に合わせて調整し検査を行うことも可能です。
土曜日の内視鏡検査
胃カメラ、大腸カメラどちらも平日だけでなく、土曜日も検査を行っています。仕事があったり、小さなお子様がいて平日の検査は難しい方にも、検査を受けていただきやすい体制を整えています。
女性医師による内視鏡検査
月に2日ほど、女性医師による診察、内視鏡検査を行っています。女性医師による検査をご希望の方は遠慮なくお申しつけください。
胃・大腸カメラの同日検査
胃カメラ・大腸カメラの同日検査も可能です。麻酔で眠っているあいだに、両方の検査を終わらせることが可能です。忙しくてなかなか休みが取れない方にもおすすめです。
感染症に配慮した十分な衛生管理
使用する内視鏡や処置器具は、最新の内視鏡洗浄機を用い、日本消化器内視鏡学会が定めたガイドラインに準拠した消毒衛生管理を徹底して実施しております。安心して検査を受けていただけます。
腸管洗浄液の工夫

大腸カメラを行う前には、腸管洗浄液(下剤)で腸内をきれいにする必要があります。この処置が「大腸カメラは大変」といわれる要因の一つになっています。当院では少しでも楽にこの処置を行っていただけるよう、下剤を選んでいただくことが可能です。

 
項目 洗浄力
ニフレック 2000ml
ピコプレップ 300ml
モビプレップ 1400ml

正確に細かい病変も診断するためには、腸内に残さ(食べ物のカス)がほとんど残らない状態が理想的です。検査前の3食をなるべく残さが出ない食事(低残渣食)に置きかえる「クリアスルー」も購入可能です。

日帰り大腸ポリープ切除
大腸カメラで大腸がんのもととなるポリープを発見した場合、必要に応じてその場で切除することが可能です。通常、切除の際に痛みは生じません。ポリープを切除しても、しなかった場合と同様その日のうちに帰宅が可能です。
ポリープには良性の「大腸ポリープ」と悪性の「大腸がん」があり、大腸ポリープは大きくなればなるほどがん化率が高まると考えられています。前がん病変であるポリープを早めに切除することが、大腸がんの予防につながります。また、大きくなればそれだけ切除が難しくなるため、10ミリ以下の小さいうちに切除したほうが安全性も確保できます。
20ミリを超える大きなポリープや切除後の出血リスクが高いケースでは、連携先の病院にご紹介し、入院してポリープ切除を行うこともあります。

大腸カメラとは

大腸カメラ

大腸カメラは、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べて、炎症、大腸ポリープ、大腸がんの有無を診断することができます。検査では必要に応じて、大腸ポリープを切除したり、組織の一部を採取したりします。
大腸カメラの一番の目的は、何といっても大腸がんの診断と治療です。大腸がんの発症には加齢や飲酒、喫煙、食の欧米化、運動不足といった生活習慣が大きく関わっているとされていますが、ほとんどの大腸がんは大腸ポリープから発生します。そのため、「前がん病変」と呼ばれる良性の大腸ポリープの時点で切除することが大腸がんの予防につながります。また、大腸がんはかなり進行しないと自覚症状が現れにくいという特徴があるため、早期発見のためには症状のない段階から定期的に大腸カメラを受けることが有効です。

大腸カメラはこのような方にお勧めです

  • 便に血が混ざる、血便がある方
    出血は痔によるものと思っていても一度確認しておくことをお勧めします。
  • お腹が張って腹痛も伴う方
  • 下痢や便秘がひどい方
  • 健康診断などで便潜血反応が陽性だった方
  • 過去に大腸ポリープがあった方
  • 血縁に大腸がんになった人がいる方
  • 40歳を過ぎて一度も大腸カメラをしたことない方

大腸カメラでわかる代表的な疾患

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)
  • 大腸憩室症
  • 粘膜下腫瘍
  • 虚血性腸炎
  • 痔核

大腸カメラの流れ

検査予約
大腸カメラをご希望の場合、一度クリニックにお越しいただき医師の診察を受けます。その際に検査に関する説明があります。(当院で定期的な検査を受けられている方はお電話による説明も可能です)
検査前日
夕食は21時までに済ませてください。
水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
検査当日
常用されているお薬は診察時に指示された通りに服用してください。
水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。
検査
検査着に着替え、ストレッチャーに横になります。
鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます。
※検査時間:約15~30分
検査後
検査終了後はリカバリールームで休憩していただきます。
(鎮静剤を使用しない場合は休憩は必要ありません)
検査結果は後日医師より説明があります。
鎮静剤を使用した場合、車などの運転はできませんのでご注意ください。

大腸カメラ前後の注意事項

  • 検査前日は、体調を整えるため早めの就寝を心がけてください。
  • 鎮静剤を使用された方は、検査後、自転車やバイク、車の運転はできません。当日はふらつきが残る可能性があるため、ご家族やご友人の付き添いやお迎えをお勧めしています。
  • ポリープ切除を行った場合、出血予防のため1週間程度の間、激しい運動・飲酒・遠方への旅行などは控えていただいております。
  • 組織生検を行った場合、出血予防のため当日の飲酒は禁止です。激しい運動やサウナ、長時間の入浴も控えていただき、軽いシャワーなどでお済ませください。
  • 検査後の食事制限はありませんが、なるべく消化の良い物をとるようにしてください。