当院の大腸カメラの特徴
- 鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査
- 当院では検査時に鎮静剤(静脈麻酔)を使用し、眠ったまま検査を受けていただくことが可能です。大腸カメラでは、鎮静剤に加え鎮痛剤も使用し、最大限に痛みを取りのぞいた検査を行います。鎮静剤や鎮痛剤を用いた内視鏡検査の大きな目的は、「不安」や「苦痛」の軽減です。検査中に胃や腸の中に空気を入れるため、お腹の張りや吐き気で苦しんでしまう方もいらっしゃいますが、鎮静剤を使用することでそのような症状が緩和できます。麻酔の程度を調整することも可能です。不安や恐怖心が強い方はぐっすりと眠った状態に、検査画面を一緒に見たいという方は苦痛を取り除く程度の状態に、ご希望に合わせて調整し検査を行うことも可能です。
- 土曜日の内視鏡検査
- 胃カメラ、大腸カメラどちらも平日だけでなく、土曜日も検査を行っています。仕事があったり、小さなお子様がいて平日の検査は難しい方にも、検査を受けていただきやすい体制を整えています。
- 女性医師による内視鏡検査
- 月に2日ほど、女性医師による診察、内視鏡検査を行っています。女性医師による検査をご希望の方は遠慮なくお申しつけください。
- 胃・大腸カメラの同日検査
- 胃カメラ・大腸カメラの同日検査も可能です。麻酔で眠っているあいだに、両方の検査を終わらせることが可能です。忙しくてなかなか休みが取れない方にもおすすめです。
- 感染症に配慮した十分な衛生管理
- 使用する内視鏡や処置器具は、最新の内視鏡洗浄機を用い、日本消化器内視鏡学会が定めたガイドラインに準拠した消毒衛生管理を徹底して実施しております。安心して検査を受けていただけます。
- 腸管洗浄液の工夫
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大腸カメラを行う前には、腸管洗浄液(下剤)で腸内をきれいにする必要があります。この処置が「大腸カメラは大変」といわれる要因の一つになっています。当院では少しでも楽にこの処置を行っていただけるよう、下剤を選んでいただくことが可能です。
項目 味 量 洗浄力 ニフレック ◯ 2000ml ◎ ピコプレップ ◎ 300ml ◯ モビプレップ △ 1400ml ◎ 正確に細かい病変も診断するためには、腸内に残さ(食べ物のカス)がほとんど残らない状態が理想的です。検査前の3食をなるべく残さが出ない食事(低残渣食)に置きかえる「クリアスルー」も購入可能です。
- 日帰り大腸ポリープ切除
- 大腸カメラで大腸がんのもととなるポリープを発見した場合、必要に応じてその場で切除することが可能です。通常、切除の際に痛みは生じません。ポリープを切除しても、しなかった場合と同様その日のうちに帰宅が可能です。
ポリープには良性の「大腸ポリープ」と悪性の「大腸がん」があり、大腸ポリープは大きくなればなるほどがん化率が高まると考えられています。前がん病変であるポリープを早めに切除することが、大腸がんの予防につながります。また、大きくなればそれだけ切除が難しくなるため、10ミリ以下の小さいうちに切除したほうが安全性も確保できます。
20ミリを超える大きなポリープや切除後の出血リスクが高いケースでは、連携先の病院にご紹介し、入院してポリープ切除を行うこともあります。