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肥厚性瘢痕とケロイド〜傷あとを目立たせないために|横浜市青葉区にある内科、小児科、家庭医療-ファミリークリニックあざみ野

肥厚性瘢痕とケロイド〜傷あとを目立たせないために

ケガや手術、やけどなどの傷が治った後に、傷あとが赤く盛り上がることがあります。
その代表が「肥厚性瘢痕」と「ケロイド」です。

これらは傷が深かったときに、傷が治る過程で炎症が長く続き、細胞の修復成分であるコラーゲンが過剰に作られてしまうことで発生します。

肥厚性瘢痕とケロイドではいくつかの違いがあります。

 

肥厚性瘢痕とケロイドの違い

肥厚性瘢痕 ケロイド
広がり方 傷の範囲内 傷の範囲を超えて広がる
症状 赤み、軽いかゆみ 赤み、強いかゆみや痛み
自然改善 期待できることが多い 改善しにくい
再発 比較的少ない 多い
できやすい部位 皮膚や関節がよく動く場所
(膝、肘、下腹部など)
胸、肩、上腕、あご、耳たぶ

 

肥厚性瘢痕は「治りすぎた傷あと」、ケロイドは「傷の治癒が過剰に続いている状態」と考えるとわかりやすいでしょう。

妊娠中はホルモンの働きで血管拡張や毛細血管の増殖が促されることで、ケロイド・肥厚性瘢痕ができやすくなることがあります。
他にも、高血圧は肥厚性瘢痕・ケロイドを悪化させる原因として考えられています。

 

傷ができたら予防が大切

肥厚性瘢痕やケロイドは、できてから治療するよりも予防が重要です。

予防法として広く使われているのが各種「傷あとテープ」で、ドラッグストアで購入可能です。

傷あとテープには、

  • 傷を保湿する
  • 摩擦から守る
  • 傷にかかる張力を減らす
  • 炎症を抑える

 

といった効果があり、傷あとが盛り上がるリスクを減らすことが期待できます。

一般的には、傷が完全に閉じてから使用を開始し、数か月間継続します。
過去にケロイドができたことがある方や、手術後、傷が深かった方では特に有用です。

 

できてしまったら

すでに肥厚性瘢痕やケロイドができてしまった場合には、傷あとテープのほかに、炎症を抑える薬(トラニスト)の内服、ステロイドのシールの使用などの治療が行われます。

ケロイドの場合は治療に時間がかかることが多く、手術や注射治療が行われることもあります。

傷あとの治療は早期に始めるほど効果が期待できるため、気になる症状がある場合は早めの受診をおすすめします。
まずはファミリークリニックあざみ野でご相談ください。