60歳からのRSウイルスワクチン
「アレックスビー」は、2023年9月に承認されたRSウイルスに対するワクチンです。
RSウイルス感染症とは？
２歳までにほぼ100%の方がかかるウイルス性の感染症です。
健康な成人がかかった場合は普通の風邪で済みますが、高齢者・喘息・糖尿病・肺疾患・心疾患など重症化リスクのある方がかかると、インフルエンザよりも重症化を引き起こす可能性や入院を要する恐れが高い感染症です。
なぜワクチン接種が必要なの？
RSウイルス感染症は、かかっても免疫を獲得しづらい特徴があり、生涯にわたって何度も罹患します。
また、治療薬がなく、治すには自分の免疫力で戦うしかありません。
そのため、かかったときの重症化を予防するためのワクチン接種が重要となるのです。
<費用>
アレックスビー筋注 0.5ml/回 筋肉注射
22,000円/回(税込)
副反応：注射部位の痛み・発赤・晴れ・発熱(2%)
※追加接種の時期は臨床試験が継続中のため、現状は未定です。
