
「骨粗鬆症は女性がなる病気」と思われがちですが、実は男性にも少なくありません。
特に注意したいのは、男性は骨折した後の死亡率が女性より高いことが知られている点です。
そのため、骨折してからではなく、骨折する前にリスクを見つけることがとても大切です。
このような方は検査をおすすめします
① 70歳以上の男性
年齢とともに骨密度は低下します。
70歳を超えた男性では、一度骨密度検査(DXA)を受けることが勧められています。
② 転んだだけで骨折したことがある
「立った高さから転んだだけ」で骨折した経験はありませんか?
このような脆弱性骨折がある方は、次の骨折リスクが大きく高まります。
特に背骨や股関節の骨折歴がある方は注意が必要です。
③ ステロイドを飲んでいる
プレドニゾロンなどの飲み薬のステロイドを3か月以上使用している方は、骨が弱くなりやすく、骨粗鬆症のリスクが高くなります。
④ 骨が弱くなりやすい病気がある
次のような病気がある方は、骨密度が低下しやすいことが知られています。
- 慢性腎臓病(CKD)
- 関節リウマチ
- 甲状腺機能亢進症
- 1型糖尿病
- COPD(肺気腫、慢性閉塞性肺疾患)
- 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
- 低テストステロン(男性更年期症候群)
- 前立腺がん治療で男性ホルモンを抑える治療を受けている方
生活習慣にも注意
次のような方は骨粗鬆症のリスクが高くなります。
- 喫煙している
- お酒を飲み過ぎる
- やせ型(BMI19未満)
- ご家族に股関節の骨折をした方がいる
また、25歳頃と比べて身長が4cm以上低くなった場合は、気づかないうちに背骨の圧迫骨折を起こしている可能性があります。
検査はDXA(デキサ)法が推奨
ファミリークリニックあざみ野では、骨密度の検査としてDXA(デキサ)法を推奨しています。
かかとや手のひらで行う骨密度検査は精度が悪く、最も正確に骨密度の状態を評価できるのがDXA法だからです。
ファミリークリニックあざみ野では、横浜総合病院と機器連携し検査を行っています。
ご予約希望の方は診察の際に医師に伝えるか、スタッフまでお申し付けください。
骨折する前の対策が重要
骨粗鬆症は自覚症状がありません。
しかし、一度骨折すると
- 寝たきり
- 要介護
- 生活の質の低下
につながる可能性が高まります。
実は、高齢者の寝たきりの原因として、骨折は脳卒中に次ぐ第2位となっています。
また、男性の骨粗鬆症は女性に比べて認識されにくい傾向があり、 骨折後の死亡率は女性よりも高いことも報告されています。
「男性だから大丈夫」と思わず、70歳以上の方やリスクのある方は、一度骨密度検査についてファミリークリニックあざみ野までご相談ください。


