
春や秋など、寒暖差の大きい時期はじんましんが起きやすい時期でもあります。
じんましんの原因は?
じんましんは体内のアレルギー反応が皮膚にあらわれるものですが、9割は原因となるアレルゲンがわからず、検査をしても見つかりません。そのため「何か特別なものを食べた、さわったわけではないのに突然じんま疹が出た」ということがよくあります。
子どもの場合は、ウイルス感染が最大の原因であるといわれており(ウイルスに対するアレルギー反応)、カゼをひいたときにじんま疹が出やすいのはそのためです。
慢性じんましんとは
じんましんが6週間以上出たり消えたりを繰り返す場合、じんましんの中でも「慢性」じんましんといいます。慢性じんましんは、夕方から朝にかけて症状が出たり悪化することが多く、数か月から数年続くこともあります。
じんましんは、皮膚の血管の周りにあるマスト細胞が刺激されることでヒスタミンという物質がでてくることで起こります。
最近の研究では血液の中にこの反応を刺激するタンパク質(自己抗体)を持つ人がいることがわかっていますが、多くの場合、原因の特定はできません。
急性じんましんと同様に、感染やストレス、疲労などで増悪することもあります。
じんましんの治療方法
治療には、原因物質となるヒスタミンを抑える抗ヒスタミン薬(アレグラ、アレロック、ザイザルなど)が使われ、よく効きます。
多くは症状を抑えることができますが、なかなか抑えることができず、数種類の薬が必要な場合もあります。ほかに、漢方薬や免疫を調整する薬を補助的に使うこともあります。
多くは、薬を中止すると再び症状がでてしまうため、長期的に薬を使用しますが、うまくコントロールしたうえで徐々に減量していくことで、いずれ薬をやめられることがほとんどです。