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睡眠薬について|横浜市青葉区にある内科、小児科、家庭医療-ファミリークリニックあざみ野

睡眠薬について

「一度始めたらやめられない」は半分正しく、半分間違いです。

 

依存性と耐性

・睡眠薬には「依存性」と「耐性」があります。依存性とは「心理的にやめたくてもやめられなくなること」、耐性は「だんだんと薬が効きにくい体になること」です。

・新しい薬ほど依存性、耐性が低くなるように設計されていますが、まったくないと言い切れる薬はまだありません。

・毎日内服していると、個人差はありますが1ヶ月程度で依存性、耐性ができあがります。

・月に1回〜数回程度の内服では依存性、耐性はほぼできません。

こんな使い方をしていると依存症になります

・睡眠の状態を評価せず、漫然と同じ量の睡眠薬を飲み続けている。

・加齢にともなう睡眠時間の減少を考慮せず、長い睡眠時間を求めて無理やり睡眠薬で睡眠時間を確保している。

・薬の内服を急に止める。

→急に止めると当然眠れないので「睡眠薬がないと眠れない体になってしまった!」とパニックになり余計眠れなくなる、という悪循環に陥ります。医師の指導のもと少しずつ減らさなければいけません。

正しい睡眠薬の使い方

・十分な睡眠が取れているかどうかは、睡眠時間ではなく日中のパフォーマンス(眠気がない、普通に活動ができる)で判断しましょう。例えば4時間しか寝てなくても、日中元気に過ごせて昼寝もしないのであれば十分な睡眠がとれていると考えます。

・その上で常に必要最小量の睡眠薬を使用する、のが原則です。

・毎日飲んでいる人は急に飲むのを止めないようにしましょう。減薬するときは医師と相談しながらにしましょう。

・なるべく依存性・耐性の少ない薬を使いましょう。

×高め…デパス、ハルシオン

○低め…ロゼレム、デエビゴ