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ウイルス性胃腸炎|横浜市青葉区にある内科、小児科、家庭医療-ファミリークリニックあざみ野

ウイルス性胃腸炎

ウイルス性胃腸炎について

感染性胃腸炎の典型的な症状は、下痢、悪心・嘔吐、腹痛、食欲不振で、発熱することもあります。小児では嘔吐、成人では下痢が多いといわれています。

ただし、原因となる病原体や、病原体の量、感染した時の体調などにより、食欲不振や悪心程度で自然に治る場合もあれば、激しい嘔吐や水様の下痢など強い症状が出ることもあり、個人差があります。

特に小児や高齢者では、下痢によって脱水症状になることもあるため、油断は禁物です。

感染性胃腸炎は、「胃腸風邪」「おなかの風邪」と呼ばれることがありますが、体の中に入った病原体が腸の粘膜に感染して胃や腸の症状が出るため、風邪のような鼻水や咳といった症状は出ないことがほとんどです。

感染性胃腸炎の感染経路

感染性胃腸炎の感染経路は、感染している人から感染する「接触感染」(人から人へ)と、病原体に汚染された食物などが口に入ることで感染する「経口感染」(食べ物から人へ)があります。

接触感染の場合、下痢や嘔吐物の処理や消毒が不十分な場合に、手指に付着して口から入ったり、乾燥してほこりと一緒に吸い込んだりして体内に取り込むことで感染します。

また、家庭や施設などで、感染している人との接触や飛沫から感染することがあります。

経口感染の場合、ウイルスや細菌に汚染された食物を十分に加熱処理せずに食べたり、水を飲んだりすることで感染します。また、感染している人が調理をした食物を食べることでも感染します

胃腸炎の感染対策

ウイルス性胃腸炎は非常に感染力が強く、家族の誰かがかかると続けて家族全員が胃腸炎になることもよくあります。そのため、ご家庭で感染を広げないための対策が重要です!

・手洗い

石鹸を使い30秒間こすり洗いをして、しっかり流す!

・換気

室内に漂ったウイルスが停滞しないように換気します。嘔吐物・便を処理した後は新鮮な空気を取り込みましょう。

・嘔吐物・便の処理

嘔吐物や便には大量のウイルスが含まれているため、使い捨て手袋とマスクを着用して処理してください!片づけた汚物はビニール袋に入れ口をしっかり閉じて処分します。床などの清掃には、塩素系消毒剤(ミルトンなど)や塩素系漂白剤(ハイター・ブリーチなど)を選択します。消毒用アルコールは効果的ではないため注意してください

・汚れた衣類の洗濯

嘔吐物や便を取り除き、塩素系漂白剤に30~60分浸します。塩素系漂白剤は色落ちする可能性がるため、色落ちが心配なものは85℃以上の熱湯に1分間以上浸すとよいでしょう。

衣類の素材によっては傷んだり縮んだりしてしまう可能性もあるため注意してください。

洗濯するのが難しいカーペット、ソファー、布団などは、スチームアイロンや布団乾燥機を使用すると効果的です。

登園・登校・出勤について

学校保健安全法による規定はありません。

下記の要件を満たしてから登園・登校することを推奨します。

・嘔吐・吐き気がおさまっている
・いつも通り食事がとれている
・下痢が頻回でない
・24時間、発熱がない

出勤について

各会社・施設で基準を設けている場合はそちらに従ってください。

当院では、周囲への感染予防やご本人の万全な状態を確認するため、おとなの方の復帰についても上記の登園・登校の目安を満たすことを推奨しております。