
日差しが強くなる季節、お子さんやご自身の肌を紫外線から守るには「日焼け止め」がとても大切です。
日焼け止めの種類と正しい使い方について、わかりやすくご紹介します。
日焼け止めの強さって?
日焼け止めには、「SPF」と「PA」という表示があります。
- SPF → 主に「赤くヒリヒリする日焼け(UV-B)」を防ぎます
- PA → 肌の奥まで届く「じわじわ老化の原因になる日焼け(UV-A)」を防ぎます
シーンに合わせた選び方の目安
使用場面 | SPF | PA |
近所へのお出かけ(買い物・公園など) | SPF15〜20 | PA++ |
屋外でのスポーツや遠足 | SPF30 | PA+++ |
炎天下の海やプール | SPF50 | PA++++ |
※ 水遊びには「ウォータープルーフ」タイプがおすすめ!
正しい塗り方のポイント
日焼け止めはたっぷりと、ムラなく塗ることが大切です!
- 出かける15〜30分前に塗るのが理想
- 顔の場合は、1円玉くらいの量を、ほほ・おでこ・鼻・あごなどにわけて塗り広げましょう
- 太陽が当たりやすい場所(鼻・肩・うなじ・背中)は特にしっかりと
- 外で遊ぶときは、2〜3時間おきに塗り直しましょう(汗やタオルで落ちやすいため)
日焼け止めの「2つのタイプ」
① 紫外線吸収剤タイプ
- 紫外線を「吸収して化学反応で無害にする」
- 透明で塗りやすく、白くなりにくい
- 肌が敏感な子は、まれに刺激になることも
② 紫外線散乱剤タイプ(ノンケミカル)
- 紫外線を「はね返す」
- 肌への刺激が少なめで、敏感肌や赤ちゃんにもおすすめ
- 少し白くなりやすいことも
最近は「ナノ粒子」といって白くなりにくい散乱剤も増えています。